今回は「ヨーグルト」についてご紹介いたします。
ご存知のようにヨーグルトは乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作るもので、
バター、チーズ、クリームなど乳製品の仲間です。インドでは「ダディ」とか「ダヒー」と呼ばれています。牛乳から作るヨーグルトが一般的ですが、最近では「大豆イソフラボンがたっぷり!」と女心をくすぐるキャッチコピーなどで知られる豆乳で作ったヨーグルトは女性に人気を集めています。イチゴやミカン、メロンなどの果物入りの甘くて美味しいヨーグルトは子供たちにも人気があり、アロエ、黒酢、黒豆、黒ゴマなどの入った健康志向のヨーグルトは若者や中高年が注目し、またカスピ海ヨーグルトは別格の存在感があります。今やヨーグルトは私たちの生活に欠かせない食品の1つになっています。
一般的に私たちはヨーグルトはそのままおやつ感覚で食べますが、インドでは主食のご飯の上にヨーグルトをかけて混ぜながら食べたりします。またヨーグルトを水や牛乳で薄めて作った「ラッシー」は砂糖を加えても塩を加えても、どちらでも美味しい飲み物です。玉ねぎやトマト、キュウリなどお馴染みの野菜、またバナナ、りんごなど甘い果物をヨーグルトであえたサラダ(ライタ)は、カレーといっしょに食べると口の中がさっぱりしてとても爽やかな一品となります。タンドリーチキンを作るときには鶏肉の臭みをとり柔らかくするために、さまざまなスパイスといっしょにヨーグルトに漬け込んでおきます。
がインド人の女性から習ったデザートの中で特に気に入っているものを1つご紹介しましょう。

材料
ヨーグルト( 500 g)、砂糖( 150 〜 200 g)、サフラン( 10 本〜 15 本)、カルダモンパウダー(小さじ 1/4 )、アーモンド(5,6粒)、ピスタッチオ(3,4粒)
作り方
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布にヨーグルトを包んで5〜 6 時間つるしておく。水分が多少残っていて、かき混ぜると硬めの生クリームくらいの柔らかさがいいようです。
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温めた牛乳大さじ1にサフランを浸して色を出しておく。
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ヨーグルトに砂糖、カルダモンパウダー、サフラン入り牛乳をよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。
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食べるときに細かく砕いたアーモンドやピスタッチオをトッピングする。
幸福の黄色いヨーグルト、気のあったお友達とお召し上がりください
てこのように愛すべきヨーグルトではありますが、アーユルヴェーダでは健康によいと誰でも認めるヨーグルトでさえも注意すべきことがあるといいます。
ヨーグルトは消化に時間がかかる食べ物(重性)で、油性、粘着性があるためにカパ体質の人にはあまりお勧めできません。カパ体質の人が毎日毎日せっせと食べるべきものではないのです。また、消化力の弱っているときにも避けたほうがよいでしょう。ですから食欲がまだわいてこない朝早くにヨーグルトを食べるより、消化力が高まる昼に食べるほうが体にいいのです。このように消化に負担のかかるヨーグルトですから、すりおろしたショウガやハチミツを加えて食べるのはいい方法といえます。また、特に消化力も弱まり休むべき準備をする夜に、ヨーグルトは食べるべきではないといいます。アトピーなど皮膚病で困っている人も一時ヨーグルトは控えたほうがよさそうです 。
かし、ヨーグルトを水で薄めた飲み物は消化力を高めるともいわれてます。ヨーグルト1に対して水 10 くらいに薄めたものや、半々などお好みで作ってみてください。さらにその中に黒コショウやショウガのすりおろしなどを加えたら、もっと消化力が高まるでしょう。お試しください。
どんなに健康によいといわれるものでも、食べる時季やそのときの体の状態などに応じて、加減して上手に摂取しようというのがアーユルヴェーダ的な考え方です
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