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シナモン

今回はシナモンについてご紹介します。
シナモンはクスノキ科の木の樹皮を乾燥させたもので、最も古いスパイスのひとつです。聖書にも古代エジプトで使われていたという記述があります。日本への伝来も古く、正倉院には乾燥したシナモンが保存されているということです。日本では「ニッキ」とか「ニッケイ」と呼ばれています。上品な甘みとウッディな香りにファンは多いはず。スパイスとしての利用はもちろんのことですが、最近では観葉植物としても人気があります。シナモンの葉は光沢があり、縦方向にくっきりとした葉脈が3本入っているので、それとすぐにわかります。お庭にシナモンの木が大きく茂っている、なんて光景も珍しくなくなるかもしれませんね。

シナモンは甘いお菓子にも、辛味や塩味の料理にもよく合います。中華料理のスパイスの1つ五香粉(八角・サンショウ・シナモン・フェンネル・クローブ)の成分の1つにも入っています。もちろんインドのカリーにも使われます。

代謝をよくして、たまった脂肪を取りのぞく働きがありますので、肥満に悩んでいる人には勧めたいスパイスの1つです。また、糖尿病患者の血糖値が下がった、コレステロール値が改善されたなどの報告も最近聞くようになりました。ただし、妊娠している女性にはお勧めしません。元気な赤ちゃんが生まれてからどうぞ。

シナモンの効果効能
疝痛・痒み・鼻炎・咳・喉の渇き・腹部膨満感・吐き気・消化不良・食欲不振・胸やけによい。
芳香剤・肌の色つやをよくする。風邪に効き目がある。

 

シンプルシナモンティ
紅茶にシナモンスティックをいれて3、4分蒸らして飲む。(コーヒーにはカルダモン、紅茶にはシナモン、タバコにはクローブがそれぞれの解毒剤として働くとアーユルヴェーダでは言われています。)

チャイ
小鍋に水と、シナモンスティック、ショウガ、クローブ、カルダモンなどのスパイスを入れて火にかける。沸騰したら、弱火にして少し煮出す。香りが立ってきたら紅茶入れて1、 2分後に牛乳を加えてさらに沸かし、茶漉しでこす。好みで砂糖を入れる。

アップルパイ&パンプキンパイ
お馴染みのアップルパイやパンプキンパイではシナモンパウダーは準主役です。

痩せる
ショウガのスライス1枚とシナモンスティックを水に入れて4,5分弱火で煮出す。この中に紅茶のティーバッグを入れ、好みで黒砂糖を加える。牛乳を加えればインド風紅茶「チャイ」になります。

スパイシー野菜スープ
作り方はいたって簡単なのに、消化がよく、衰弱している人も元気になるスープです!
タマネギ、トマト、にんじん、カブ、じゃがいもなど好きな野菜を適当に切って、鍋に入れて水を注ぐ。この中に黒コショウ、シナモン、クローブ、カルダモンなどのスパイス類を入れて 15分〜20分弱火で煮る。好みで塩を入れて味付けしてもよい。

にんじんのハルワ
 材料
 にんじん中2本(すりおろす)/ ギーまたはバター(大さじ2)
 牛乳(1カップ)/ シナモンとカルダモンパウダー(各小さじ1)
 メープルシロップ(大さじ2)


鍋にギーまたはバターを入れて、すりおろしたにんじんを弱火でじっくり炒める。香ばしい香りが出るまでよく炒めたら牛乳を加えて、木べらで混ぜながら弱火でさらに煮る。水分が半分以下になったら、シナモンとカルダモンを加えてまぜる。さらに水分をとばし、最後にメープルシロップを加えて出来上がり。甘くて、豊饒な味で、気分は即インド!
(「ビューティー・アーユルヴェータ」  U.K.クリシュナ著より)