今回は「ショウガ」についてご紹介します。
日本人にとってショウガはなじみの深いものです。風邪の引きはじめや食中毒の予防に、肉や魚の臭い消しなど、昔からよく使われてきました。その効力は最近ますます注目されています。また、漢方の処方にとってもショウガは重要な存在で、漢方薬の75%に含まれているそうです。あの有名な「葛根湯」も生姜入りです。
アーユルヴェーダでも悠久の昔から、ショウガは「偉大な薬、万能薬」と言って様々な
料理のスパイスとして使われ、また病気の治療薬として大いに利用されています。

味覚をよくする、消化をよくする、精力剤となる、声をよくする、吐き気・呼吸困難・
咳・痛み・リューマチ・便秘・腹部のガス・心臓病・浮腫・痔核に効く、蕁麻疹に効く、
熱病、経路の閉塞を取り除き、アーマ(未消化物)を消化する。

食欲がわかないときの、とても美味しい食欲促進剤として、ショウガ汁小さじ1 と蜂蜜小さじ1をまぜて飲む。

アーユルヴェーダではヨーグルトは消化に負担がかかるものと考えているので、消化をよくするためにショウガを加えてみるのはどうでしょうか。おろしたショウガ、または、その絞り汁をかけて、さらに蜂蜜を加えてお昼の時間に食べる。これはけっこう美味しいものです。

親指くらいのショウガをすりおろして、その絞り汁に熱湯を加え、好みで黒砂糖やきび砂糖を加えて飲む。

ショウガのスライス1枚とシナモンスティックを水に入れて4,5分弱火で煮出す。この中に紅茶のティーバッグを入れ、好みで黒砂糖を加える。牛乳を加えればインド風紅茶「チャイ」になります。

できるだけ薄切りにしたショウガに60〜70度の熱湯をかけて、すぐに冷水にくぐらせる。水分をきってから好みの甘酢や梅酢に漬ける。 または、お酢の代わりにレモン汁に蜂蜜を加えたものに漬けるのも美味しいものです。多めに作って容器に入れ冷蔵庫で保存すれば、いつでも食べることができて便利。食前に食べれば消化力アップします。

すりおろしたショウガと刻んだネギに熱い番茶を注いで、熱いうちに飲みすぐ寝ましょう。体を温めて休養をとる、これに勝る風邪対策はないでしょう。

梅干をつぶして種を取り出し、果肉を湯飲み茶わんに入れて、これにすりおろしたショウガ汁小さじ半分くらいと醤油小さじ1を入れて、熱い番茶を注ぐ。

熱くした味噌汁にショウガ汁とたっぷりのニラのみじん切りをサッと加えて、ひと煮立ちさせて食べる。汗がでてくるほど体が温まります。

ショウガをすりおろしたものを布袋にいれて入浴する。あるいは少量のショウガ入り湯で足浴だけするのもよい。(ただし、かぶれそうな人は要注意)
これ以外にもショウガの活用法はたくさんありますよね。 お好きな方法で、日々の生活のなかで大いに「万能薬」ショウガを取り入れてみてください。 |