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「含嗽」ガンソウ、ずいぶん難しい言い方ですが「うがい」のことです。
サンスクリットでは「ガンドゥーシャ」と呼ばれています。
何となく音が似ている感じがしませんか。

外から帰ってきたらすぐうがいをするのが習慣になっている人がいます。
また、喉でも痛くならない限りうがいなどしないという人もいます。
うがいに関する習慣はまちまちです。

しかし、アーユルヴェーダでは、毎朝歯を磨いて舌の清掃をした後にうがいをすることや、何か食物を食べた後にうがいをすることは、とてもいい習慣だと考えています。

うがいには冷たい水、お湯、牛乳、煎じ液、ごま油などを使うことができます。冷たい水や牛乳によるうがいは、口内炎や口の中が熱く感じられるなどピッタ性の症状に有効です。また、甘草などの煎じ液でうがいをするのも口内炎などピッタ性の症状にはお勧めです。お湯によるうがいは、口の中のネバネバした感じの人には爽快感を与えることでしょう。緑茶などもいいうがい液になりそうです。特に現在不調はないけれど、さらに健康増進のために毎日行なうというのであれば、ごま油によるうがい法がいいでしょう。

「ガラガラ ペッ!」というお馴染みのうがいのしかたではなく、口の中に 70cc くらいのごま油を入れて、クチュクチュとときどきゆっくりと口を動かします。数分して、だ液が溢れ口の中一杯になって、もうこれ以上口に含んでいることができなくなったら吐き出します。あとはぬるま湯で何回か口をすすぎます。

「ごま油を口に含んでうがいを行なうことにより、顎の力や声の力が増し、顔がふくよかになり、食物の味がよく味わえるようになり、食欲が増し、喉の渇きや唇のひび割れは生じず、また歯を損なうことがなく、歯肉を丈夫にする。酸味のものを食べても歯が痛んだり、浮いたりすることがなく、硬いものでもよくかむことができる。」

チャラカ・サンヒター( 1-5-78 〜 80 )

ごま油でうがいをすることによって、声にハリができ、顔にしわなどがなくなって顔の表情が若々しくなり、歯が丈夫になって何でも食べることができるようになる。体力が増し、皮膚の色つやがよくなるなど、さまざまないい効果が期待できるものなのです。また、味をしっかりと認識できるようになり、さまざまな味のものを楽しむことがでるようになるので、満足感を得ることができます。そのために食べ過ぎることもなくなり、ダイエットにも効果的なのです。

このように、うがいをすることは単に喉の炎症を抑えるとか、風邪の予防などに有効なだけでなく、積極的に人生を楽しむことができるようになるというのです。

「口の健康は身体の健康につながる」

健康の原因は身近な習慣にあります。

 
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