ブログというものができてから、口下手でなかなか人に自分の思いが伝えられなくて悩んでいた人たちは、きっと水を得た魚のように生き生きとしたと思います。また何かを人に訴えたいと思う人にとっても、思いの丈をぶつけるいい場になっていることでしょう。最近は個人的な日記とは思えないような、素晴らしいブログに出会うこともたびたびです。人を勇気付けたり、人を癒したり、何かを丁寧に教えてくれるようなさまざまなブログに溢れています。私はといえばブログが苦手です。ついつい時間がない、時間がないと言っては後回しにしてしまうのです。気楽にブログを書いている人は、ブログに大した時間はかからないのに、そう思うでしょうね。サロンマティのホームページを覗いてくださる方たちも、ブログが更新されていないと留守の家を訪ねるようで、淋しいと思うかもしれません。お許しください。でも、私は奥の部屋のどこかにいつもいると思って、あちこち覗いてくださいませ。ときどき顔を出します。
さて、目下忙しいといっている口実の1つは、アーユルヴェーダの講義の構想を練っていることです。寝てもアーユルヴェーダの夢を見るくらい (^^ ゞ。どんなことを話そうか、どんな風に話したら分かりやすいか、自分だったらどんなことが知りたいか、いろいろなことが支離滅裂に頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えています。その中でブログと関係するような、ちょっと気になることがありました。それを今回は紹介いたします。
「 3 種の病気の原因とは、対象・行為・時の「過度の結合」、【結合の欠如】「誤った結合」である。」
1つ1つのことはとても含蓄のあることなので、私にはすべてを紹介することはできそうもありませんが、この中で行為についてちょっとお話したいと思います。人はどんな行為をするかによって、それが病気の原因となることがあるというのです。ここでいう行為とは「ことば」と「精神」と「肉体」の活動をさします。それぞれに対して「やりすぎること」・「全くしないこと」「間違ったやりかたをすること」が病気の原因になります。
ここで「ことば」について考えてみましょう。ことばの「過度の結合」とは喋りすぎること。それが病気の原因になります。ことばの「結合の欠如」とは、全く喋らないこと。これも病気の原因になります。ことばの「間違った結合」とは、人を中傷するようなことばを吐く、陰口をいう、嘘をいう、きついいいかたをする、不快にさせるようないいかたをするなど、悪意に満ちたことばや、その場に合わないことをいうことです。これも病気の原因になります。これらの行為を長年続けていると、やがて体調をこわすというのがアーユルヴェーダの教えです。
最近、中高生の裏サイトなどで人を傷つけるブログが多くなったと聞きます。自分の名が分からないからと人を傷つけるようなブログを書いても平気だと思うかもしれません。でもその行為によって、他人だけでなく、知らず知らずに自分自身も傷つけているということになるのです。相手と面と向かって話すことばでも、ブログのような無言のことばでも、私たちはいつも「間違った使い方」をしていないか、自分の健康のためにも注意しなければいけないのです。人を喜ばせるためにでも嘘をいったらいけないし、人を傷つけるような嘘をいうのはもちろんいけない。ことばの使い方って結構難しいですね。だから私はブログに慎重になりすぎて、ついついおっくうになってしまうのです。(またまた言い訳です)
健康の原因はことばを「適切に使うこと」。
これからことばを発するときに、健康の原因となる使い方をしているか、ちょっと考えてみませんか。 |