第1回目はアーユルヴェーダでおなじみの、お白湯についてご紹介いたします。「お白湯」といったらただのお湯のこと。
でも、されどお湯なのです!
お湯は、「水の性質をもつカパ」「熱さという温性をもつピッタ」「清澄性・微細性をもつヴァータ」の性質をあわせ持っている、いわば「バランスのとれた消化剤」なのです。

消化を促進する。脂肪の代謝をよくする。利尿作用がある。
味覚をよくする。満足感を与える。
一度沸かしたのちに、ほどよく飲みやすくなった熱めのお湯。
温度は自分の好みで結構ですが、熱すぎず、冷たすぎず、最低でも体温以上なら結構です。飲み方はぐいぐい飲むのではなく、ちびちびと半カップくらいの量を飲みます。食事前はたくさん飲まず、食事中や食後に少しずつ、たびたび飲みます。
起きたとき「体がだるい、体が重い感じがする、打ったわけではないのにカカトや関節が痛む」などの症状がある人は、アーユルヴェーダではアーマ(未消化物)がたまっていると考えることがあります。病気と言うほど大袈裟なものではないけれど、体調不良って感じです。そんな人は普段冷たい飲料水を飲んだりしていませんか。冷たいものは、知らず知らずのうちに体の中に未消化物を蓄積してきます。それがだるさや重さなどの原因になるというのです。最近はレストランに入ると真冬でも氷の入った水だけしか出さない所が多くなりました。せめて氷なしならまだいいのですが。食事の前の氷水は消化力を落としてしまいます。せっかく食べたものも、エネルギーや質のよい筋肉や血液などになりません。不必要な老廃物や脂肪を増やすことになってしまいかねません。せっかくのご馳走ですから、充分な栄養になるために、レストランで「お白湯をください」と言ってみてください。
せたいと思う人、肥満の人に。
人が美味しいと感じるものには脂肪分や甘味、塩味が多く含まれている高カロリーのものが多いのです。そのような食事をとって、冷たい飲み物を飲むのはまさに肥る原因になります。美味しいものが食べたかったら、せめてお白湯を飲んで消化力を上げ、消化と代謝をよくして余分な脂肪が蓄積するのを予防しましょう。
、体が重くて動きにくいと感じる人に 。
朝の6時から10時ごろまではカパの時間帯。自然の中でも重さが増す時間です。そんな時、温かいお白湯はカパの重さという性質を積極的に減らして、軽快さを与えてくれます。
秘ぎみの人に 。
水分は充分足りているはずなのに、慢性の便秘気味という若い女性が多くなっています。その人たちは自動販売機の冷たい飲料水を多く飲んでいるのかもしれません。また、緑茶や紅茶を多く飲んでいることも考えられます。緑茶は健康にもいいものですが、アーユルヴェーダでは、量が多いとその渋味の性質によって、便秘になりやすくなると考えます。冷たいものを止めて、緑茶や紅茶の量を少し減らして、代わりにお白湯を飲んでみてください。
まさに今流行りの「デトックス」効果 。お白湯は利尿作用があるので排尿を促進します。
毒素排泄に効果的です。1日に何回かはお白湯を飲むようにしましょう。
|