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生理的衝動

今回は「生理的衝動」について考えてみたいと思います。

【思慮ある人は生理的衝動が生じたとき、これを抑圧してはいけない。生理的衝動とは尿・便・精液・おなら・吐き気・くしゃみ・げっぷ・あくび・空腹・のどの渇き・涙・眠気・疲労による吐息である】

(チャラカ・サンヒター  1-7-3 〜4)

アーユルヴェーダでは、あらゆる病気の原因の1つに「生理的衝動を我慢すること」を挙げています。

生理的衝動とは食べたり、飲んだり、眠ったり、排泄したり、というような生命維持にかかわる基本的、本能的な欲求のことです。生理的衝動のなかでも 13 種の衝動を我慢してはいけないとアーユルヴェーダでは警告しています。これらを我慢すると自律神経の働きなど体の中のリズムを乱し、病気の引き金になると考えているからです。

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排尿と排便 は特に大きな問題です。最近は排便を我慢するというより、便秘で悩んでいる人が多くなっています。早く出したいのに出ない、それはとても辛いことですが、その原因も以前にトイレを我慢する習慣があったからかもしれません。接客業や 1 分 1 秒を争うような緊迫した職場などでは、ついつい後回しにしてしまいがちです。それなら、仕事に出かける前に排泄する習慣がつけば解決します。就寝や起床、食事の時間などを規則正しくすれば、排泄時間もある程度決まってくるものです。

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精液 、これは道徳に反しない関係の、愛する人とのことであるのは言うまでもありません。

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おなら は食べたものが胃腸で消化吸収された残りカスが 発酵分解してガスとなって出てくるもので、その他に食事をするときにいっしょに飲み込んだ空気の一部も腸に送られるとおならとなり、口から出たら げっぷ ということになります。臭いおならは肉や魚などタンパク質や脂肪を食べたときのもので、臭くないおならはご飯など炭水化物を食べたときに発生するといいます。臭いからおならを我慢するというのなら食生活を見直してみましょう。

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吐き気 は本当に不快です。食べ過ぎたり、腐ったものや悪いもの、体内にたまった老廃物などを出そうとする警告ですので、吐き気をすぐに止めようとしないほうがいいのです。

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風邪のウィルスやほこりなど体に有害なものを外に排出しようとするのが くしゃみ 。「誰かが自分のうわさをしている!」なんて、ソワソワしたのは中学時代。「ヘ、へックション !!! 」 今は「もうちょっと可愛らしく、くしゃみをしたらどう」とくしゃみをするたびに人から言われ、肩身が狭く感じるのです。

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あくび は人間だけではなく猫や犬も、家で飼っていたセキセイインコだってしておりました。何を考えているんだかわからないけれど、赤ちゃんもよくあくびをしています。眠たいときだけでなく、何かに飽きてしまったとき、退屈なとき、同じ姿勢でくたびれたとき、空気がよどんでいるときなど、人は大きな口をあけてあくびをします。最近ときどきビックリすることは、人の眼の前で大口をあけてあくびをする人が増えていることです。あくびはそっと分からないようにするのが礼儀というもの。小学生のとき、優雅にあくびをする女の人を見て大口を明けて感動したことを覚えています。

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空腹やのどの渇き は我慢してはいけない重要なこと。 1 回や 2 回ならいいかもしれませんが、長い期間ずっとそれが習慣化しているのなら、真剣に考え直さなくてはいけません。食べたいときに食べないと、だんだん消化力が弱くなってしまいます。弱った消化力は万病のもとです。

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、人は泣きたいときは大いに泣いた方がいいのです。正直に、思う存分泣いた後はすっきりした経験をした人は多いはずです。交感神経優位で高ぶっていた気持ちが涙でゆるんで、肩の力も抜けて、気持ちが落ちついてくるものです。「男は涙を見せるもんじゃない!」なんて風潮があった時代は、男性は短命だったかもしれません。でも、今男性が泣きすぎていると感じるのは私だけでしょうか?

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眠気 も我慢してはいけません。体質によって、年令によって、季節によって、睡眠時間はいろいろです。何時間寝なくてはだめと考えるより、質のよい睡眠を心がけることが大切です。

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疲労による 吐息 、吐息は肺の中にたまった空気の換気をよくして、心身のリフレッシュにつながります。「あ〜あ」ではなく、「はぁ〜!」と明日への希望を予感させる爽やかな響きをもって、ゆっくりつきたいものです。

 

 
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