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ハチミツ

今回はハチミツについてご紹介いたします。
ハチミツの歴史はおそらく人類の誕生とともに始まっていたのでしょう。こんなに甘くて美味しいものが自然界にあったらすぐに気づくはずです。中国では「蜂蜜は万病に効き、常用すれば不老長寿の薬である」と言われていました。古代エジプトでもさまざまな儀式の中で、健康法として、ミイラ作りなどに使われてきたと言われています。あのクレオパトラも美容のためにハチミツパックをしていたとも言われているんですから。小さい頃の私はすぐに唇がひび割れて血が出ることがよくありました。ハチミツは唇の荒れ止めに効果があると昔から言われていたので、頻繁に塗っては舐めて!いました。ハチミツを唇にひと塗りすると、唇がしっとりとして痛みが和らぎ、出血が止まったものです。
もちろん、インド伝統医学アーユルヴェーダの中にもハチミツのさまざまな効用が記載されています。

「カパとピッタを鎮静するものの中では蜂蜜が・・・最も顕著(優れている)である。」

                 (チャラカ・サンヒター 1-25-40 )

チミツは甘味と渋味をもち、効力は冷性、カパとピッタを鎮静し、ヴァータを増加させるとアーユルヴェーダではいわれています。ハチミツの味は甘いだけではなく渋味もあるのです。確かに栗やミカンなどのハチミツでは皮の渋味が残っているので、それと分かるかもしれません。
「血液組織によい、傷を癒す、脂肪を削り取るように減らす」などの効果がいわれており、ダイエットに目が無い現代の若い人たちには興味津々の食品です。 「ハチミツを傷口に塗ると傷口を細菌感染から守り、痛みを和らげ、傷口の回復にも役立つ」と現代でも認められているらしく、アーユルヴェーダが太古の昔から「傷を癒す」とすでに言っているのには驚嘆します。

ハチミツは主に果糖とブドウ糖、それに水分、ビタミンC、B1、B2、B6などのビタミン類、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、カリウムなどのミネラル類、さまざまなアミノ酸や酵素など栄養素に富んだ成分を含んでいます。アーユルヴェーダでは「ハチミツを熱してはいけない」といいますが、それは現代のハチミツの専門家が「ハチミツは 60 〜 65 度以上加熱するとビタミンやミネラル、酵素など有効な成分が熱によって失われてしまう」と言っていることと関係があるのかもしれません。ですから、熱い紅茶にハチミツを入れたい気持ちは分かりますがお勧めできません。また、レモンとハチミツで作るホットレモネードや、クッキーやケーキなどの焼き菓子、加熱する料理などには使わない方がいいということになります。ハチミツを加えるなら冷めてからにしましょう!

アーユルヴェーダでは添加物や、水あめなど他の甘味料や香料の入っていない純粋なハチミツで、加熱処理していない生ハチミツを勧めます。

またハチミツは「カパや脂肪を減らすために、肥満や糖尿病の治療にも役立つ」とアーユルヴェーダではいいます。現代的に言えばハチミツは高カロリー食品にもかかわらず、主成分がブドウ糖や果糖なので胃腸に負担をかけることもなく、脂肪になりにくく、すぐにエネルギーにかわる性質のためでしょう。

さらにハチミツの大きな働きとして「いっしょに取り入れた他の成分をすばやく運ぶ」ということが言われています。つまりハチミツを加えることによって、その他のものの働きが高まることになります。将来、そんな性質をいろいろなことにうまく利用したいものです。


プレーンヨーグルトにハチミツを適量加えてよく混ぜ合わせ顔に塗る。表面が乾く前にぬるま湯で洗い流す。乾燥した肌がしっとり!


アーモンドパウダーにハチミツを混ぜあわせ、それにレモン汁少々でペーストをつくる。顔と首にペーストをつけて優しく軽くマッサージをする。
すぐにぬるま湯で洗い流す。自然のクレンジング法です!